5/30(土) 第3回将棋日和。

 なんかいろいろ時間がかかってしまってるので。写真だけ小出し。一応参加者は後ろ姿だから問題なさそーなのを選んでみた。リンク&TBはご自由に。ご連絡をいただけると書いた人が喜びますが、なくても別に問題はありません。但し某2がつくところ*1 へはご遠慮くださいませ。

掲載写真に問題等ございましたら、ystkweb☆gmail.com(☆→半角アットマークへ変換してください)までご連絡ください。削除等対応いたします。


以下、折り畳み
 連盟4階が会場。エレベータで4階まで・・・・って4階行っていいのかなと迷う。1階玄関になんも書いてなかったし。4階ついたらいきなり田中悠一四段がいらっしゃる。案内担当なのかな?
 そのまま大広間に行って佐藤和俊五段にお支払いして及川四段に名札を頂く。
 参加費の支払いと同時に、プログラムと谷川先生の集中力を1冊おみやげで。この時点でこれにお菓子代とかもろもろで2000円っていうのは破格というか。サービスしすぎじゃないかとか原価計算しそうになる。

最初のご挨拶とプログラム紹介

 全員が前に出てこられてご挨拶。
 プログラムと参加棋士紹介とアンケートがA4版の手書きコピーでびっくりしました(笑)。
 手書きもうれしいんだけど、レイアウトはPCで作ってそこに手書きで書き込めば体裁がもうちょっと良くなるのにな。流石にそういう事務作業は棋士に求めてはいけませんか。A3版片面コピーで8つ折にして真ん中切れ目入れて簡易製本とかさ*2
 棋士紹介はお互いに紹介し合う形を取ったそうです。だが誰が誰を紹介しているかは筆跡だけではわからない。ちょっと残念です。
 帰るときにアンケート提出してください、のお願いあり。前回のアンケートで山崎七段のリクエストをした方が多かったので今回の特別ゲストは山崎七段になったとのこと。今回もリクエストあればどんどん書いちゃってください、と。

指導対局/講座

 これは一番最初とプロの対局2局の後の2回に分けてありました。大体45分くらいかな。
 担当は公式に出ている6名+お手伝いで伊藤真吾四段、田中悠一四段、佐藤慎一四段の計9名。
 初心者は村中四段担当の講座らしい。これは参加してないのでわかりません。
 指導担当が山崎七段と佐々木五段にあたると、特別対局室で(指導担当は事前に抽選で決まっています)。

 上の写真で言うと手前側が山崎七段、奥の窓側が佐々木五段が指導して下さいました*3。佐々木五段は気さくで楽しい*4。山崎七段は発言のひとつひとつがおかしい。狙ってないにしても関西人だからか・・・・。
 他の棋士だと大広間ともう1室あったかな。
 運よく大広間と特別対局室で受けることが出来ました。順位戦中継とかで写真でしか見ない場所なので超らっきー!
 当然駒落ちで指す。怖いものなしなので2回ともとりあえず8枚落ち*5。お年の方で平手で指してる方もいらっしゃいましたが。参加者にそこまで求められてるイベントではないでしょう。
 1回目も2回目も担当の方が非常に親切でうれしかったです。っていうか個人的希望の2名に当たってた自分の強運が><*6 めっちゃ緊張しました。下手が勝てるように非常にゆっくりと待ったもヒントもあり。サービス良過ぎじゃないですか。でもパニックになって3手詰めがわかりませんでした。ほんとーにごめんなさい。

トークコーナー

 村中四段の仕切りで。トーク担当は佐々木五段、山崎七段、佐藤(天)五段。内容はそのうち追記。
 ここでおやつ配布。おやつセレクトは佐藤(天)五段。ピエールエルメのマカロン。表参道のエルメで購入したらしい。男性がピエールエルメって発想はあんまりないと思うので*7、推測するにお友達か女流あたりにお伺い立てたんじゃないでしょうか。佐藤(和)五段と及川四段が配布担当。連盟からなら新宿高島屋の地下にもいい焼き菓子ありますよー(笑←しょっちゅう買ってる)


【2009.06.03追記】
 時間が取れないが忘れないうちに。

  • 好きな駒
  • 好きな女性のタイプ
  • 貰って嬉しいプレゼント
    佐々木五段:ネクタイ。「実用品ですが」
    山崎七段:靴下。当日履いていた靴下にたまたま穴があいていたそうなので。「あんまり足元見ないで下さい」と気にしてらっしゃる様子がかわいかった。
    佐藤(天)五段:愛情か気持ちっておっしゃってたような?はっきりとは聞き取れませんでした。
  • 彼女欲しいですか?
    佐々木五段・佐藤(天)五段:「はい」←即答だったように思います。
    山崎七段:「最近嫌なことばかりなので、しばらくはいいです」と。どんだけネガティブでしょう?でも笑わせていただきました。
  • (彼女に)してもらいたいことは?
    確か山崎七段が「してもらいたいことはないけど、膝枕で耳かきをしてもらった」云々の話をされまして「あれはすごく気持ちいいんですよ」と力説してらっしゃいました。個人的には大ウケだったんですが、周囲の反応をうかがうとそうでもない?膝枕で耳かきって(爆笑)・・・・先日知人が上京してきた際にアキバで膝枕耳かき!っていうからお店に連れて行ったんですよ。もうそれ思い出して爆笑しちゃったんですけど、そういうお店の話ではないですかそうですか。ゴニョ。

 そして次の10秒将棋の話題に移りましたが、そこで負けたほうに罰ゲーム!という話題になり。山崎七段が「負けたら連盟内のどこかのホワイトボードに天彦くんの携帯番号とアドレスを書く。連絡がきたら彼女ができるかもしれないし、こなかったらそれも罰ゲーム」と。対する山崎七段の罰ゲームは?と振られると「僕遠距離恋愛だめなんで」とさらっと逃げてらっしゃいました。で、佐々木五段の携帯番号とアドレスを変わりに書くみたいな流れになったんですが、次の準備もはじまっちゃったのでぐだぐだに。
【追記ここまで】

10秒将棋:山崎隆之七段 - 佐藤天彦五段

解説 村中秀史四段、佐々木慎五段 / 記録係 佐藤和俊五段 / 秒読み 及川拓馬四段
(及川四段は写真には写ってないけど、佐藤(和)五段の左側にストップウォッチを持って座ってらっしゃいました)

 記録係の佐藤(和)五段が振駒をして先後決めをするところから。村中四段が振駒についての簡単な説明もしてくださいました。確かと金3枚で佐藤(天)五段先手のはずー。

 山崎七段も過去に新人王を取ったことがあり、佐藤(天)五段は昨年の新人王。新旧新人王対決!だそうです*8。山崎七段はそろそろ王子と呼ばれる年齢でもないので、王子は佐藤(天)五段に譲ります、とおっしゃってました。
 村中四段と佐々木五段曰く「ぼくらも新人王戦出てたんですけどねー、負けちゃって。この二人は若くてかっこよくて強くてむかつきます(笑)」みたいなかんじで笑いを誘っていらっしゃいました。


■ 対局風景(左)と感想戦(右)


 解説。山崎七段が影になって盤面が見えないという村中四段。「てきとーなこといってます」とかホントにてきとーにしゃべる。笑いました。展開が中飛車ということで専門家佐々木五段に振られるんですが、最初はなかなか手が当たらない(笑)。後半はちゃんとあたってましたが。
 わからないものはわからないと言われたほうが聞いてる方も気楽で楽しい。


 この対局で佐藤(和)五段が書かれた棋譜のコピーが、イベント終了後希望者に配布されました。対局開始前に告知があったんですが、10秒将棋で棋譜を書くのが追いつくか責任重大です、と村中四段が佐藤(和)五段にプレッシャーをかけられてました。
 もちろん頂いて帰りました。意外ときれーな字だ・・・・*9

ミリオネア将棋:佐藤和俊五段‐村中秀史四段

解説 山崎隆之七段、及川拓馬四段 / 記録係 佐藤天彦五段

 ルール自体佐藤(天)五段の考案だそうです。最初にご自身でルールの説明を。聞きながらミリオネアのルールを思い起こす。しかしなんとルールは考えたもののやるのは初めてとのこと。イベント前に試しにやっておけよと突っ込まれてました。


 これはもう山崎七段の解説が炸裂。いいぞもっとやって(笑)!
 でも本人はテキトーにやると後からちゃんとやってくださいって怒られるんですよね、とやたらと気にしていらっしゃた。うーん。20〜30代の参加者層はテキトーを楽しみに来てると思いますが。お年の方がどう思うか・・・・ですよね。


■ 簡単にルール列挙
 手番の対局者が好きなタイミングで以下を指定。

  • オーディエンス:解説者2名が2つずつ出した候補手を観客の投票で決定。好手と悪手をまぜる。悪手を考えてる間の山崎七段が楽しそう。銀突いたから銀引きでとか、金打ちの後に金のかわりに銀打ちとか(笑)。及川四段はおっとりしてるのに結構ひどいこと言う(笑)。でもにこにこして言うからひどく思えない。
    候補手の投票*10 のときも、山崎七段と及川四段それぞれが候補を出しているので、ご自分が示された手に挙手が少ないと凹んで見せたり、佐藤(和)五段に有利なこの手に!とか村中四段ファンはこの手に!とか煽る煽る(笑)。
  • 50/50:上記の4択からくじで2択へ*11。その2択から手番の対局者が1つを選択
  • テレフォン:電話をかけて、その相手に手を選択してもらう。大物棋士にかけますと告知がありましたが、なんとそれが羽生名人!びっくり・・・・。
    山崎七段が最初にかけて、さすがに局面の説明はできないので、手番の佐藤(和)五段が「持ち駒で銀と桂があるんですがどちらを使ったらいいでしょうか」と質問してました。更に若手は怖いものなしなので*12「羽生名人が指すとしたらどこに?」と。いや局面わかってないから。それでも答える羽生名人・・・・流石です。その後佐藤(天)五段が会場へメッセージをとお願いして、いつもの「ええ」交じりの羽生名人のお言葉がありました。
    でも残念ながら羽生名人が言われた7四桂は既に他の駒があってだめなので、機転をきかせた山崎七段が「状況わかりませんからね、きっと3四桂でしょう」と仰ってました。そしてその通り指す佐藤(和)五段。いいなぁこのノリ。


■ 対局風景

最後のご挨拶

 この前にビンゴでプレゼント大会。基本参加者全員になにかしらが貰えるようになっている。あがったら自己申告→プレゼント番号を選択、で。選んだプレゼント番号によっては別途棋士賞で出席の棋士からプレゼント有。

 ビンゴをまわしてる時に、上野新理事がご挨拶で登場。そしてビンゴをまわして行かれました。もうちょっとひいていってくださいよーとお願いされて、回すの楽しいんだけどって5回程やっていかれる。おもしろい。

 プレゼントは覚えている範囲で列挙。旅行券(これは特賞1名)、図書券、コラーゲンドリンク10本セット、飲む酢(SAISON FACTORYの)、紅茶、ハンカチ。あとは羽生名人、渡辺竜王、深浦王位、先崎八段、山崎七段の直筆色紙各3枚ずつ。先崎八段と山崎七段はこの日用の書き下ろし。山崎七段は当日書いたそうで、他の方が毛筆とは知らずにペンかなにかで気楽に書かれてしまったようです。会館と千駄ヶ谷には置いていかないで下さいと弱ってらっしゃる様子が見てる方には楽しかったです。
 プレゼントのセレクトは佐々木五段。伊勢丹の地下をうろうろしているうちにお腹が減ってきてこういうセレクトになったそうです。

 プレゼントを参加者に手渡しで渡してもらえるんですが*13、大半山崎七段。たまに佐藤(天)五段。・・・・山崎七段特別ゲストですよね?すっごい働いてますが(笑)。女性に人気のある棋士をってことで運営側が気遣われてるのかな。
 山崎七段31日の大和証券杯関西で対局だそうなので*14、日帰りで参加してらっしゃったそうです。大変><


 後ろの方から撮っているので雰囲気だけわかればいいかな。
 今回の責任者の佐藤和俊五段と将棋日和全参加の村中秀史四段がご挨拶。

 レディースセミナー担当の伊藤真吾四段からセミナーのご紹介もありました。いやでも時間がね・・・・行ける時間じゃないから><平日夜枠とか希望しちゃダメかなぁ?


 終了後希望者は対局で使われるちゃんとした盤駒挟んで希望の棋士と写真撮影ができてしまうという*15
 うっかり写真・・・・撮ってきたよ。恥は掻き捨てっていうしさ!女性向けにサービスっていうなら満喫してやろうじゃないかと開き直ってきたが、なんかこうそうそうきゃぴっとなれる年齢でもないのですっげー恥ずかしかった orz
 山崎七段当然のことながら大人気。あと佐々木五段、佐藤和俊五段あたりが呼ばれてました。・・・・ここまで書いたら自分誰と撮ったかばれるな。まぁそういうことです。


 順番待ちしてる間もその後も、お願いすれば棋士の方とお話しすることができました。4階出るぎりぎりまで色々と。運営等でお忙しいと思うのに時間を割いていただけて非常にうれしかったです。おバカな質問にもちゃんと答えていただけました。
 上野理事がなぜか出口のところでアンケート回収をなさっていたのでがんばってくださいと声をかけてきました。


雑記。

 女性にとりあえず将棋を知ってもらうために大サービスしましょうという企画らしいので、将棋わかんなくても観る専門で楽しめる人であれば充分に、むしろ過分に楽しめるイベントだと思います。関東で連盟に足を運べる方は参加するとお得だよー!と思う。大サービスしてるんだからそれを満喫して帰ればいいのだ。普通プロに指導対局してもらうだけで、もっとお金かかるんですよ?タイトル保持者の色紙なんて連盟ショップで15Kとか?の値段だし。
 これまでの参加者が少ない*16 のが謎。
 でも参加者が20〜30代と60代〜?くらいのお年を召した方に2分されるので、ちょっと難しいかな、と。ターゲットが絞りにくくなっている気もします。前者だけならテキトーなノリでやっても全然いいっていうか、むしろそれを求められていると思うのですが。将棋を指すだけのイベントではないですよという路線で自分は楽しめたしこれからもその路線ならまた行きたいとも思います。女性向けのイベントはリピーター付けてしまうと新規が入ってこなくなる弊害がどこにでもありますが。
 イベント自体はとてもいい雰囲気で楽しかったので、連盟はもっと広報方法考えようよ・・・・勿体ない。参加してみれば楽しかった!と言い切りますが、どんな内容のイベントかってことを募集ページで知ることはできないんですよ。前回のレポ(が連盟HPにあるのかなぁ・・・・ってあった!)を告知ページに貼るとか、なんかもっとやりようはあるように思います。連盟公式にそれを求めてはいけないんでしょうけど*17
 参加者にブログ持ってたら書いてくださいって煽ってしまえば書く人もいるかもじゃないですか。とりあえずhatena上でレポ公開すればある程度釣れるかなの確信犯的に今回レポ書いてみましたがどうなんだろう。


 小出しと思ったがなんか長くなってしまった。。。。テキスト書いてる方はもっと大量ですが、これ@小出し版でいいかという気分になってきたょ。

*1:伏せてないな

*2:わからない人にはなに言ってるか不明だろう

*3:ystkさんが入った回は。他は違うのかも

*4:最初ちょっととっつきにくい方かと思ってました

*5:8〜10枚が多かったかな

*6:誰かは書きませんが、まぁ私の普段の文章からはある程度推測できますね

*7:うちの同僚にはいるが

*8:棋譜にもそう書いてありました

*9:失言?wでも書き文字って性格が出ますよね

*10:参加者の挙手で決定

*11:これは抽選箱を持った佐々木五段がお客さんに引かせてました

*12:聞いたのは電話を佐藤(和)五段から渡された佐藤(天)五段

*13:座ってる場所まで持ってきてくれる

*14:対局が決まったときに関西でって決まってたので場所を動かせないらしい

*15:希望の棋士指名できるんですよー。ほんとサービスしすぎじゃない?

*16:前回は30名くらいとのこと

*17:ystkさんは投げた